池田クリニック

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ドクターズインタビュー

「長年がん治療に携わり続けてきて、がんで苦しむ方をたくさん目にしてきました」
そのため、定期的な内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ検査)による早期発見の大切さをお伝えしたい、そう語る兵庫県三木市の池田クリニックの池田篤紀(いけだ あつき)院長。
お一人でも多くの方に胃カメラ・大腸カメラ検査を受けてもらえる環境作りのために、鼻からの胃カメラ検査(経鼻内視鏡)、鎮静剤・鎮痛剤の治療など苦痛を抑える工夫に努めています。
「昔と比べて胃カメラ・大腸カメラ検査は随分と楽な検査になったので、安心して受けてもらいたい」と言う池田院長に、内視鏡検査の重要性、苦痛を抑えるためにどんなことをしているのか、そして患者様へのメッセージなどをお聞きしました。

バリウム検査で異常が見つかった場合
精密検査として胃カメラ検査を受けることに
で最初から胃カメラ検査を受けた方が負担が少なくて済みます

皆様、どのようなきっかけで
内視鏡検査を受けられていますか?

皆様、どのようなきっかけで内視鏡検査を受けられていますか?

胃の痛み、腹痛、血便、下痢、急な体重減少など、心配な症状があってご相談いただくケースと、健康診断などで異常を指摘されてお越しになるケースが半々くらいでしょうか。
また、最近では胃粘膜の萎縮の程度をチェックするペプシノーゲン検査(血液検査)と、ピロリ菌検査を組み合わせたABC検診で陽性反応が出たため検査をご希望になるという方も増えています。

内視鏡検査は“身近な検査”
となりつつあるという印象でしょうか?

そうとは言い切れません。
三木市の町ぐるみ健診では内視鏡検査は検査項目に含まれておりませんので、会社の健康診断で胃カメラ検査を受ける機会があるという方などを除くと、まだまだ“身近な検査”とは言い切れないと感じております。

市の健診で受けられる
バリウム検査と胃カメラ検査の違いは?

バリウム検査で異常が見つかった場合、精密検査として胃カメラ検査を受けることが推奨されています。
であれば、最初から胃カメラ検査を受けておいた方が安心ですし、時間や費用も節約できるのではないでしょうか。

早期胃がん・大腸がんは98%以上が治癒可能
進行してしまうとがんを治すことはできても
お体への負担が増してQOLの低下を招くことになってしまいます

定期的な内視鏡検査が推奨されていますが、その理由は?

期的な内視鏡検査が推奨されていますが、その理由は?

定期的に内視鏡検査を受けることで、胃がん、大腸がんという日本人の死因の上位を占めるがんが早期発見できることです。
早期胃がん・大腸がんは98%以上が治癒可能と言われていて、発見のタイミングがその後の人生に大きく影響するからです。

また早期に発見できれば、開腹せずに内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という方法で、1週間程度の入院で済みます。
これが進行してからだと、がんを治すことはできても、お体への負担が大きな手術となるため、その後のQOL(生活の質)の低下を招くことになってしまいます。

そうした“早期発見”への意識は、
これまでの経歴とも関係があるのでしょうか?

そうですね。
私は神戸大学病院やがんセンターなどで長年がん治療に携わってきていて、特に大学病院では進行がんの方へ抗がん剤治療を行ってきていましたら、不幸にして進行したがんで苦しむ方、あるいは命を落とされる方を大勢目にしてきました。
だからこそ、がんの早期発見の重要さを訴え続けていきたいですし、それが胃カメラ・大腸カメラ検査を行ううえでの使命だと思っています。

市の補助がなくても、
個別に内視鏡検査は受けるべきでしょうか?

それが望ましいです。
当クリニックでも、症状がないうちからの受診をおすすめしております。
胃カメラ検査であれば短い方で年1回、特に異常がない方でも3~4年に1回は検査を受けていただきたいです。
大腸カメラ検査の場合、大腸ポリープが見つかった方は1~2年に1回、便潜血検査で異常を指摘された方には必ず受けてほしいとお伝えしています。

経鼻内視鏡・鎮静剤・鎮痛剤など
楽に検査を受けていただくための工夫を凝らしており
過度にご心配いただく必要はありません

内視鏡検査を行う時に大切にしていることは?

内視鏡検査を行う時に大切にしていることは?

検査時に苦痛を感じると「二度と受けたくない」となってしまいますので、できるだけそういう思いをさせないように心がけています。
なので、お車・バイクでご来院せざるを得ない方を除いて、ご希望の方には胃カメラ・大腸カメラ検査の両方で鎮静剤と鎮痛剤を併用して苦痛の軽減に努めています。
そうして「ウトウトしているうちに検査が終わっていた」というような、負担の少ない検査を心がけています。

経鼻内視鏡と鎮静剤の組み合わせは?

それも可能です。
特に女性の方は鼻が細い方が多く、鼻からの胃カメラ検査で嘔吐反射が抑えられても、痛みを感じたりするケースがありますので、そういうつらさがないように、経鼻内視鏡と鎮静剤の併用も行っています。

実際、内視鏡検査は“つらい検査”なのでしょうか?

苦痛の感じ方には個人差がありますので、“つらくない検査”と言い切ることはできませんが、以前と比べると楽な検査になっているのは確かです。
検査機器も進化・進歩していて、カメラも細くなっていますからね。
さらに鎮静剤・鎮痛剤を用いてできる限り苦痛が軽減されるように工夫していますので、過度にご心配いただく必要はないと思います。

内視鏡検査は以前よりも随分と楽になっています
がんなどの大きな病気の早期発見に繋がりますので
是非、ためらわずに当クリニックへご連絡ください

最後に、サイトをご覧の方へお伝えしたいことは?

最後に、サイトをご覧の方へお伝えしたいことは?

胃カメラ・大腸カメラ検査は、思われているよりつらい検査ではなく、昔よりも随分と楽な検査になっています。
定期的に検査を受けていただくことで、命を脅かす胃がん・大腸がんなどの重篤な疾患の早期発見に繋がりますので、是非、ためらわずに当クリニックへお越しください。

胃カメラ検査は当日検査も可能で、大腸カメラ検査につきましても、出血などの急を要する症状がある場合には当日検査が可能です。

苦痛を抑える工夫を凝らして、安心して受けられる内視鏡検査を心がけておりますので、“つらい検査”というイメージにとらわれずにまずは一度ご連絡ください。

0794867207

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胃カメラ・大腸カメラは
三木市の池田クリニックまで

患者様が「また次も受けてみよう」と思えるような、そんな苦しくない胃カメラ・大腸カメラ検査を心がけております。